ファミリーマート(東京都豊島区)が9月23日から、宮城県内の約200店舗で創作おむすびコンテスト「伊達な『むすび丸』合戦」の入賞作品を販売する。
同コンテストは昨年9月、「仙台・宮城デスティネーション・キャンペーン(DC)」のプレキャンペーン関連企画として開催。宮城の「おいしさ」をアピールできる具材や味付けで創作した「おむすび」を一般から公募し、107点のアイデアを集めた。同社ではその後、入賞作の中から2作品を商品化して県内で販売。好評を得たため、仙台・宮城DCのスタートに合わせて今年も販売を行う。
商品は第1弾(9月23日~)、第2弾(10月28日~)に分けて販売。第1弾は、宮城の味「はらこめし」をアレンジし、鮭を混ぜ込んだ茶飯に三陸産いくらをトッピングした「お手軽はらこさん」(138円)、仙台名物「牛たん」をソーセージタイプにしてトッピングし、麦入り飯に南蛮味噌を塗った「牛タン入りソーセージ」(138円)。第2弾は、三陸産ワカメをご飯に混ぜ、ツナマヨネーズを具にした「わかめツナマヨネーズ」(110円)、ハンバーグ仕立てのサンマをご飯に乗せた「さんまバーグ」(148円)。
商品の包装フィルムには仙台・宮城DCのキャッチフレーズ「美味(うま)し国 伊達な旅」とシンボルマーク「むすび丸」が記されるほか、同DCの携帯サイトへつながる「QRコード」が印刷されている。
同社では、「『地産地消』や『地区の嗜好(しこう)性』に合わせた商品開発に取り組み、地域活性化に貢献していきたい」としている。