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仙台市八木山動物公園で正月開園 カピバラに干支引き継ぎ、ビーバーの絵馬も

子年にちなんで設置されたアメリカビーバーの絵馬

子年にちなんで設置されたアメリカビーバーの絵馬

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 仙台市八木山動物公園(仙台市太白区八木山本町1、TEL 022-229-0631)で2020年1月2日・3日、毎年恒例の正月開園が行われる。

干支の動物を引き継ぎ式に登場するカピバラ

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 来園者の要望に応えて2007(平成19)年に始めた正月開園。今年は1月2日に1949人、3日に1563人が来園した。来年は、「ニホンイノシシ」からネズミの仲間「カピバラ」への「干支(えと)の動物引き継ぎ式」をはじめ、アフリカゾウへの特別餌やり体験「動物たちにお年玉のプレゼント」、ヤギ、ヒツジ、モルモット、ウサギとの触れ合い体験、「動物かるた大会」などの催しを予定する。

 「動物たちにお年玉をプレゼントしたり、かるた大会で動物に詳しくなったり、ネズミの仲間の動物で福笑いができる『チューチュー福笑い』を楽しんだりしていただける。新年を当園の動物たちと一緒にお祝いしていただければ」と同園担当者。

 ビジターセンター展示室には、毎年人気の記念撮影スポットとなっている横180センチ・縦130センチの巨大絵馬を設置。2013(平成25)年末から行っているもので、新年の干支に合わせ、これまでシマウマ(午=うま)、ヒツジ(未=ひつじ)、ニシゴリラ(申=さる)、シジュウカラガン(酉=とり)、ホンドタヌキ(戌=いぬ)、ニホンイノシシ(亥=い)を起用している。

 今回は子(ね)年にちなみ、アメリカビーバーの「アッコ」(12歳、雌)をあしらった。「アッコの長寿にあやかって元気に過ごせますようにということで抜擢された」と担当者。写真は餌の前でポーズを取っている姿で、オレンジ色の門歯が見える。「野生のビーバーは門歯で木をかじって大きな木を倒しダムを作る。アッコも自分で木を削って自分の寝床を作っている。冬季は寒さ対策のため東門近くのビーバー舎からヒヨコの家に引っ越し、暖かく過ごしている」という。巨大絵馬の展示は1月13日まで。

 開園時間は両日とも10時~16時(最終入園は15時)。入園料は一般=480円、小・中学生=120円、未就学児無料。

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