仙台駅東口の「煮干しラーメン あばかん本店」(仙台市宮城野区榴岡2、TEL 022-290-3221)がオープンして3カ月がたつ。
「うま味と栄養の宝庫で日本人になじみ深い煮干しを使い、しっかりとしながら懐かしく優しいラーメンをたくさんの方々に食べてもらいたい」(同店担当者)と、1月17日にオープンした。担当者によると、店名の「あばかん」は漁師言葉で「たくさん、いっぱい」という意味で、「お客さまにおなかいっぱいになっていただきたいという私たちの思いと、漁師さんたちへの感謝を込めて付けた」という。店舗面積は13坪、席数はカウンター7席、テーブル10席。
国産煮干しに鶏ガラ、豚ガラ、昆布、野菜を合わせ、それぞれのだしが引き立つよう煮込む温度や順番を変えながら炊いたしょうゆベースのスープに、植物性オイルに煮干し、宗田節、ネギ、ショウガを低温で時間をかけ抽出した香味油を合わせる。
麺は自家製の中太ストレート。「もちもち感と香りの良さで知られる米国産の麺用小麦を加え、何層にも重ねては延ばし、複雑に繊維を絡ませたコシの強さが特徴」(担当者)で、サンザシを加えて黄色く色付けている。具は、ネギ、のり、ワカメ、低温調理で作るチャーシュー。
メニューは、「あばかん煮干しラーメン」(830円)、「特濃煮干しラーメン」(980円)、「あばかん煮干しチャーシュー麺」(1,180円)、「煮干しまぜそば」(800円)など。無料で半盛り・大盛りにでき、特盛りは200円増し、キング盛りは300円増し(まぜそばは大盛り無料のみ)。注文時にスープの味の濃さを「強め」「いち押し」「弱め」、油の量を「コテコテ」「いち押し」「サッパリ」「脂無し」から選ぶ(まぜそばを除く)。
ワカメ、ネギ(以上100円)、味付け卵(150円)、チャーシュー(350円)などのトッピングや、「とり天」(1個80円、3個240円、5個400円)、「〆(しめ)の揚げにぎり」(80円)、「肉めし」(270円)なども提供する。
営業時間は11時~22時。