仙台管区気象台は4月5日、仙台の桜(ソメイヨシノ)の開花を宣言した。
1953(昭和28)年からソメイヨシノの開花観測を行っている同気象台。今年は平年より6日早く、昨年より6日遅い開花宣言となった。この日の最高気温は21度を超え、春本番の陽気だった。
ソメイヨシノ、シダレザクラ、エドヒガン、ベニシダレなど19種類、約370本の桜が楽しめる榴岡公園(仙台市宮城野区五輪1)では、4月1日から花見広場を設置。飲食屋台の出店やライトアップ(18時~21時)のほか、週末を中心にイベントも予定する。飲食屋台の出店は、お花見自由広場=今月29日まで、南エントランス=5月6日まで。
ソメイヨシノ・ヤエザクラ・シダレザクラなど約50種類・約750本の桜を誇る三神峯公園(太白区三神峯1)では、4月5日から「さくら祭り」を開催。飲食販売ブース(10時~17時)を開設する。今月20日まで。
ソメイヨシノ・エドヒガン・サトザクラ・ヤマザクラなど約200本の桜が植わる西公園(仙台市青葉区桜ヶ岡公園)では4月5日から、「西公園 櫻岡(さくらがおか)花見」を開催。屋台ブースや桟敷先を用意し、日没~22時(金曜は23時まで)にライトアップを行う。今月30日までを予定するが、開花状況により変わる場合あり。
民間気象会社「ウェザーマップ」による仙台の満開予想は今月10日。