仙台市青葉区の錦町公園(仙台市青葉区本町2)で9月16日、秋恒例のビールイベント「仙台オクトーバーフェスト」が始まった。
本場ドイツのビール・料理・音楽に東北ならではの食材とアーティストを加え、「日本とドイツの交流と地産地消を通して地域の活性化を図ること」を目的に2006年から毎年開かれている同イベント。
会場には、センターステージと有料の桟敷席を備えた約1600人収容のメインテントと、約600人収容の「こかげテント席」を設置。雨天時に配慮して販売ブース前の通路は特殊なプラスチック製の床を採用し、エントランステント内にはコインロッカーも用意する。
ビールは、「フランツィスカーナー」「シュパーテン」「ホフブロイ」「プランク」「リッヒャー」「アルピルスバッハークロスターブロイ」「フレンスブルガー」など、ドイツの醸造所のビールを中心に50種類以上を用意。「松島ビール」「やくらいビール」「仙南クラフトビール」「いわて蔵ビール」「遠野麦酒ZUMONA」など東北の地ビールもそろえる。中心価格帯は500ミリリットルで1,000円~1,500円。ワインや日本酒、ハイボールや酎ハイなども用意する。
フードは、ソーセージやアイスバイン、ウィーナーシュニッツェル、プレッツェル、ザワークラウトなど定番ドイツ料理のほか、牛たん塩焼き、定義山三角揚げ、麻婆焼きそば、カキの蒸し焼き、蒸しホヤなど地元飲食店による「伊達美味(だてうま)」メニューも用意する。
金曜の初日から3連休にかけて会社員や学生のグループ、カップル、家族連れなどが来場し、連日にぎわいを見せている。同イベント事務局では期間中10万人の来場を目指す。
開催時間は、平日=16時~21時、土曜・日曜・祝日=11時~21時。入場無料。1杯目購入時にグラス預り金1,000円がかかる(デポジット制)。今月24日まで。