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「みやぎ Free Wi-Fi」提供開始 誘客促進図り18年度まで2000カ所導入へ

6日から「みやぎ Free Wi-Fi」提供箇所に貼り出されたステッカー

6日から「みやぎ Free Wi-Fi」提供箇所に貼り出されたステッカー

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 宮城県は2月6日、無料の公衆無線LANサービス「みやぎ Free Wi-Fi」の提供を始めた。

アクセスポイントに接続すると表示される画面

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 宮城を訪れる観光客の利便性を高め誘客促進を図ることを目的に、県が包括連携協定を締結するNTT東日本と連携し整備した同サービス。

 提供箇所は県有施設6カ所、民間施設等32カ所で、宮城県庁舎、宮城県美術館、東北歴史博物館、宮城県図書館、宮城スタジアム、夢メッセみやぎ、仙台駅周辺、仙台市地下鉄全駅構内など。日本語・英語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)の5言語に対応する。

 スマートフォンなどWi-Fiが利用できる端末でアクセスポイントに接続し、メールアドレスまたはSNSアカウントを登録すればインターネットに接続できる。接続時間は、県有施設=1回30分(回数無制限)、民間施設など=1回60分(24回まで、エリアオーナーの設定により異なる)。大規模災害時には利用登録せずに接続できるようにする。

 エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(東京都千代田区)が提供する認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」)にも対応し、一度アプリの利用登録を行うことで全国の主な空港や駅・観光施設・コンビニ・商業施設など約16万アクセスポイント(県内約3600アクセスポイント)でも利用可能となる。

 村井嘉浩宮城県知事は「宮城だけではなく東北全体でフリーWi-Fiを普及することが海外からの観光客誘致にもつながる。まずはお客さまがたくさん来る中心部や公共の施設ということになると思うが、次のステップとしては沿岸部、過疎化が進む地域に整備を進めていくことが重要。優先順位をつけながら逐次整備を進めていこうと考えている」と話す。

 県では市町村や民間事業者の協力を得ながら、仙台空港や仙台港フェリー埠頭(ふとう)ターミナル、宿泊施設・店舗・観光施設など、2018年度までに2000カ所での導入を目指す。

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