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仙台の民芸品店「しまぬき」に「こけし缶」新商品 ネット通販も

新商品の「新工人応援缶」。弥治郎系こけし工人の吉野稔弘さん(左)と富塚由香さん(右)の作品

新商品の「新工人応援缶」。弥治郎系こけし工人の吉野稔弘さん(左)と富塚由香さん(右)の作品

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 仙台の民芸品店「こけしのしまぬき」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-223-2370)が販売する「こけし缶」に新たなラインアップが加わった。

新商品のセンダイハーブティー缶

 「東北のカタチ TOHOKU Style」シリーズ第1弾商品として、仙台駄菓子の老舗「日立家」とコラボした「仙台駄菓子缶」(864円)を手掛けた同店の島貫昭彦社長は「伝統工芸品と食品のコラボができないかと考え、仙台駄菓子との組み合わせを思い付いたのがきっかけ」と話す。「パッケージデザインだけにこけしを使うのは面白みがない」と考え、こけしそのものを缶に入れる「こけし缶」を考案したという。

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 「こけし缶」は、直径8センチ・高さ6センチの缶に、約5センチの伝統こけしと、こけしを作った時の木くずを緩衝材として詰める。「こけしができる途中の空気感や、木の香りがするこけし工人の作業場の雰囲気も楽しんでもらいたいと考えた。工人さんが作ったものがそのまま手に届くような感じを演出したかった」と島貫社長。

 こけし缶の「こけし」は、缶に入るサイズであること、伝統こけしであること、同商品オリジナルの意匠であることを工人に伝えて製作する。島貫社長は「缶を開けた時に目が合うような感じや、はにかんでいるような感じなど、それぞれに皆さん工夫していただいている」と目を細める。

 昨年の「仙台七夕まつり」で「鳴子系」こけし2種と「弥治郎系」1種(以上、各2,268円)を数量限定で販売したところ早々に売り切れ、その後も追加販売を行うたび品切れになるほどの人気で、1000個以上を売り上げた。「地元の方々のこけしに対する風向きが変わってきて、お友達など大事な方へのプレゼント用にも使っていただけていることが何よりうれしい」と手応えを感じているという。

 今年3月・4月には「こけし缶」新商品として、「遠刈田系」3種(各2,268円)、若手工人を応援する「新工人応援缶」3種(各2,052円)のほか、蔵王産のハーブを使った「蔵王咲き茶(カモミール)」のティーパックを詰めた「センダイハーブティー缶」(1,512円)をラインアップに加えた。

 新工人応援缶は「厳しい職人の世界に入ってきた若者を応援し、伝統こけしを未来につなげてほしいという願いから企画した」と島貫社長。「工人さんのご協力をいただかないと(継続が)難しい商品。お客さまの声が若い工人たちのモチベーションにつながり、どんどん活躍してもらえれば」と期待を寄せる。

 「こけし缶」は、「彩りそえる しまぬき」本店(一番町3)、エスパル店、東急ハンズ仙台店(以上、中央1)で販売する。工人の人数を増やし一定の期間を置くことで数量を確保し、オンラインショップでの取り扱いも始めた。今後は「作並系」の販売も予定する。

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