仙台の老舗百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3)が11月12日、地下鉄東西線の開業を記念したオリジナル商品のウェブ先行販売を始めた。
12月6日の仙台市地下鉄東西線開業により、同店本館地下2階の生鮮食品・グロサリー売り場「マイキッチン」フロアは「青葉通一番町駅」と地下通路で直結する。同駅の副駅名も「藤崎前」に決まった。
同社では東西線開業を盛り上げようと、社内で有志メンバーを募り、若手から鉄道好きまで約20人でプロジェクトチームを発足。同店公式サイトやフェイスブックを使ったカウントダウンや、記念イベントなどの企画を展開している。
今回、沿線の飲食店や取引先などと連携して開発した開業記念商品。ラインアップは、特製弁当やスイーツをはじめ、Tシャツ、ネクタイ、バッグ、ハンカチ、タオル、パスケース、キーホルダー、ステーショナリー、カレンダー、焼酎ボトルなど約40種類。開業日の12月6日と翌7日限定で、本館前の特設会場で販売する。
同プロジェクトの商品開発メンバーの一人で、「藤崎一の鉄ちゃん」こと営業推進部係長の松岡達哉さんは、鉄道の撮影が好きな「撮り鉄」。今回の記念商品には、松岡さんが荒井車両基地で撮った東西線の車両をプリントしたものもある。「普段見られないようなところやみんなに喜んでもらえるかというところを考えて撮影した。記念商品を通して、『鉄』の方だけではなく多くの皆さんに東西線に興味を持ってもらえれば」と松岡さん。
ウェブ先行販売商品のラインアップは以下の通り。「WEプロジェクト×藤崎」コラボグッズ=ランチバッグ(1,260円)、トートバッグ(1,500円)、バンダナハンカチ(1,080円)、Tシャツ(3,240円)、「ICカード乗車券icsca×藤崎」=キャンディー(ソフトパック=500円、ボトル=900円)、キーホルダー(864円)、リール付きパスケース(4,212円)、ネクタイ(6,480円)、「仙台市地下鉄東西線×藤崎」=パラパラメモ(540円)、オリジナルハンカチ(1,080円)、「クレードスコープ」オリジナルTシャツ(キッズ用、4,968円)。
先行販売は今月30日まで。