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仙台・勾当台公園市民広場で「鍋まつり」 農産物販売や「おでんまつり」も

昨年の「仙臺鍋まつり」会場の様子。おでんまつりなどと併せて多くの人でにぎわいを見せる

昨年の「仙臺鍋まつり」会場の様子。おでんまつりなどと併せて多くの人でにぎわいを見せる

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 仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で11月12日・13日、仙台圏域14市町村の鍋料理を一堂に集めた秋の恒例イベント「仙臺(せんだい)鍋まつり」が開かれる。主催は仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会仙台地域部会。

昨年グランプリに輝いた「名取せり鍋」

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 地域食材のPRと消費拡大、各地域への誘客促進を目的に2007年から行っている同イベント。魚介類や野菜など、地域の特産品を具材として盛り込んだ各市町村「自慢の鍋」を販売する。いろいろな種類を楽しめるようにと小ぶりの器で提供し、1杯100円~300円と手頃な価格に設定しているのが特徴。

 毎年多くの市民や観光客、近隣の官公庁で働く職員や会社員などでにぎわいを見せる。昨年は13市町村が参加し、2日間で1万3159杯を販売。2013年から始めた人気投票「仙臺鍋グランプリ」では、名取市の「名取せり鍋」がグランプリに輝いた。

 今回販売する鍋は以下の14種類。富谷町「十三夜(とうみや)吟醸鍋」、塩竈市「藻塩入り塩竈汁」、大郷町「塩こうじ鍋」、大衡村「キムチ鍋」(以上100円)、名取市「名取せり鍋」、七ヶ浜町「ボッケ鍋」、仙台市「仙台 いも煮」、岩沼市「岩沼とんちゃん鍋」、亘理町「鮭のあら汁」、松島町「かき鍋」、利府町「かき鍋」、大和町「七ツ森舞茸鹿狩り鍋」(以上200円)、多賀城市「多賀城やかもち鍋」(250円)、山元町「ほっき潮汁」(300円)。おにぎりやいなり、はらこ飯やかきご飯などのご飯物、カキフライや玉コンニャクなどの総菜も販売する。

 併せて、農産物販売会「仙台市エコファーマーフェア」と「おでんまつり」も開催する。おでんまつりでは、「塩竈おでん」(200円)や塩竈産かまぼこ・揚げかまぼこなどの詰め合わせ(1パック500円)を数量限定で販売する。「今年はかまぼこ生誕900年の記念の年。水産練り製品生産量1位奪回に向け、塩釜のかまぼこの魅力を存分にPRし普及促進を狙いたい」と同部会担当者。

 開催時間は11時~14時(売り切れ次第終了)。

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