仙台市八木山動物公園(太白区八木山本町1、TEL 022-229-0631)で10月10日から、開園50周年スペシャルウイークイベントが開かれる。
1965(昭和40)年に開園し、これまで約2595万人を迎え入れた同園。現在、123種479点の動物を飼育し、エサやり体験や動物との触れ合いなど、さまざまな事業も実施する。10月15日で開園50周年を迎えるに当たり、ガイドツアーの開催や、「八木山動物公園ゾウラーメン」やトートバッグ・Tシャツなどのオリジナル商品開発など、4月からさまざまな記念企画を展開してきた。
同イベント期間中の目玉は無料入園。11日は小・中学生、15日の開園記念当日は全員を大正に行う。そのほか期間中は、カウントダウンセレモニーや写真展、講演、えさやり体験、クイズ大会、同園職員によるオリジナルソングとダンスのお披露目などさまざまな企画を行う。
園内のビジターセンター内では18日まで、同園の歴史を物語る写真やポスターなどの資料を展示する「50年の歴史写真展」、来園者からの祝福メッセージを掲出する「開園50周年おめでとうメッセージボード」、開園から48年間共に歩んできたアジアゾウの「トシコ」が2012年8月に亡くなるまでの思い出をつづる「アジアゾウ・トシコの思い出写真展」を開く。
10日には、動物の写真入り台紙に入った「50周年記念限定年間パスポート」を500枚限定で販売。50年の歴史をつづった台紙付きで、台紙の中には過去に飼育していた動物たちが記録されている。価格は1枚1,000円で、正面および南門の入場券売り場で販売する。15日には、宮城県内計174の郵便局でオリジナル切手シート「開園50周年 仙台市八木山動物公園」も発売。1000シート限定で、価格は1シート(82円切手×10枚)1,230円。
開園時間は9時~16時45分(入園は16時まで)。月曜休園(休日の場合は翌日)。入園料は、一般=400円、小・中学生=100円、未就学児無料。同イベントは今月18日まで。