仙台市青葉区の錦町公園(仙台市青葉区本町2)で9月19日、ビールの祭典「仙台オクトーバーフェスト」が始まった。
2006年から毎年開催し、10年目を迎えた同イベント。昨年は10日間で約12万人が来場した。
会場には、センターステージと有料の「桟敷席」を備えた約1600人収容のメーンテントと、約600人収容の「こかげテント席」を設置。雨天時に配慮して販売ブース前の通路は特殊なプラスチック製の床を採用し、エントランステント内にはコインロッカーも用意する。
ビールは、「アルピルスバッハークロスターブロイ」「ヴァイエン・シュテファン」「シェッファーホッファー」「シュパーテン」「フレンスブルガー」「ホフブロイ」などドイツの醸造所のビールを中心にピルスナー、ラガー、ヴァイツェン、ドゥンケル、カクテルビールなど計50種類以上。「松島ビール」「やくらいビール」「仙南クラフトビール」「いわて蔵ビール」など東北の地ビールもそろえる。
フードは、定番ドイツ料理のソーセージ・ハム・プレッツェル・ザワークラウトのほか、地元飲食店によるメニューを販売。「地域に根差したお祭りとして地元の食を大切にしたい」と、「牛たん焼き」「仙台マーボー焼そば」「仙台味噌(みそ)おにぎり」「三角油揚げ」など仙台市が推進する「伊達美味(だてうま)」メニューも提供する。
開催時間は11時~21時(24日・25日は16時~)。今月27日まで。