仙台市内にフィギュアスケーター羽生結弦選手の巨大ポスターが登場し、ファンが相次ぎ訪れている。
仙台放送(仙台市青葉区上杉5)が12月26日から始まる「全日本フィギュアスケート選手権」のプロモーションとして、仙台限定で展開している同ポスター。
同局編成制作局編成部担当者は「羽生選手を幼少期から取材してきた経緯や、『Together on Ice』へご出演いただいたつながりなどから、地元のテレビ局として羽生選手を全力で応援したいという思いで企画した」と話す。
同局が運営するイベントスペース「仙台縁日」(青葉区中央2)のクリスロード商店街側ガラス面と、勾当台公園市民広場で開催中の屋外スケートリンク「Sendai Winter Park スターライトリンク」で展開。大きさは、仙台縁日=縦3メートル・横7メートル、Sendai Winter Park=縦1.8メートル×・横4メートル。
設置開始から1週間がたち、県内外から羽生選手ファンが訪れているほか、「SENDAI光のページェント」の観光客や買い物客らも足を止めて写真撮影を行う姿が見られる。同担当者は「今回もわざわざ県外から撮影に来てくださる方がいて驚いている。SNSでも撮影された写真などが広まり、リアクションの大きさを感じている」と話す。
併せて仙台縁日では現在、仙台在住のフォトグラファー能登直さんが撮影した羽生選手の写真展を開催中。今年6月に仙台で行われた凱旋(がいせん)公演「Together on Ice ~明日へつなぐ 氷上の共演~」で撮影された演技や舞台裏など20点を展示している。開催時間は10時30分~18時。今月26日まで。
同担当者は「仙台の街全体で羽生選手を応援する雰囲気を作りたい。ぜひ写真展やスケートリンクに足をお運びいただき、楽しみながら一緒に羽生選手を応援していただければ」と呼び掛ける。
ポスター展開は、仙台縁日=今月29日まで、Sendai Winter Park=同28日まで。