宮城県や農協などで構成される「第11回全国和牛能力共進会」宮城県実行委員会は11月26日から、「第11回全国和牛能力共進会宮城大会」マスコットキャラクターのデザイン画を募集している。
5年に一度、全国の和牛約500頭を一堂に集めて改良の成果やその優秀性を競う、「和牛のオリンピック」とも呼ばれる同大会。1966(昭和41)年に岡山県で初開催され、これまで鹿児島・宮崎・福島・島根・大分・岩手・岐阜・鳥取・長崎の10カ所で実施した。
第11回として2017年9月7日~11日の5日間、宮城での開催が決定。開催に向けて、「仙台牛」ブランドの推進や宮城県の魅力をPRすることなどを目的に、大会シンボルとなるマスコットキャラクターデザインの募集を企画した。
応募要件は「多くの人が親しみやすいデザインであること」「和牛(黒毛和種)を基調としたオリジナルキャラクターであること」「着ぐるみやグッズなど、幅広い用途で活用できるデザインであること」など。宮城県内住居者が対象で、プロ・アマは問わない。
最優秀賞(採用作品1点)には、賞状と副賞の賞金10万円(中学生以下の場合は相当額の図書カード)と仙台牛1キログラム、優秀賞(3点)には、賞状と副賞の賞金2万円(同)と仙台牛1キログラムを贈呈。最優秀作品は大会マスコットキャラクターとして、ポスター・パンフレット・看板・大会グッズなどに使用される。
仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」は、自分もエントリーできるものと思ってコスプレにいそしんでいたが、趣旨を理解した様子。気を取り直して、「新しいお友達に会うのがいまから楽しみです。僕も一緒に大会を盛り上げていきたいです」と新キャラ誕生に期待を寄せる。
応募締め切りは2015年1月30日。