「仙台一番町プロジェクト」着工-北海道・東北で最高層のビルに

「(仮称)仙台一番町プロジェクト」完成イメージ

「(仮称)仙台一番町プロジェクト」完成イメージ

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 森トラスト(東京都港区)は1月16日、仙台市青葉区の東二番丁通沿いに開発推進中の複合施設「(仮称)仙台一番町プロジェクト」を着工した。

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 同プロジェクトは、2005年に同社が取得した東北学院中学・高校跡地(仙台市青葉区一番町1)に展開するオフィス・ホテル・商業施設の複合棟。敷地面積は約13,500平方メートルで、延べ床面積は約125,000平方メートル。地上37階地下2階建てで、高さは北海道・札幌のJRタワー(173メートル)を超え、北海道・東北地方最高の180メートルとなる。

 「仙台が守り育んできた自然と調和し、長年築かれてきた歴史と伝統、知性と文化を次代に継承しながら、仙台が国際都市としてさらなる発展をしていくために必要な国際的都市機能を提供していくこと」を開発のコンセプトに掲げ、建物の外観デザインにはコンセプトを象徴する縦のラインを強調したモチーフを採用。同社では、「国際都市として発展が期待される仙台の、『新たなランドマーク』として末永く愛されるような魅力溢れる開発を目指す」としている。

 竣工は2010年4月を予定。ホテルは米「スターウッド・ホテル&リゾート」が運営する「ウェスティン」を誘致する見通しだが、同社では「外資系高級ホテルを誘致する方向で検討を進めている」と述べるに留まっている。

森トラスト

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