仙台市を中心に地元企業や教育機関などで構成される任意団体「仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム」は12月17日、エコ情報サイト「エコまちせんだい.jp」をオープンした。
サイトは同コンソーシアム内の「仙台ブランディング研究会」が運営する。同研究会は環境保全への取り組みと、地域としてのライフスタイルを新たな「仙台スタイル」として提唱し、発信していくのが目的。研究会の代表は仙台のIT企業「マイティー千葉重」(仙台市青葉区中央1)の千葉大貴社長が務める。千葉さんは同社が主催するコミュニティー「朝カフェ」で、「『杜の都・仙台』ならではのエコ活動やロハスを実践している方々と話すうちに、その存在や活動をサイトで紹介したい、応援したいと思うようになった」と話す。
サイトは環境問題に取り組む団体、個人、大学、マスメディアとの連携を図りながら展開。仙台で行われている地球に優しい取り組みやエコを実践する人物の紹介、エコを応援するチャリティーイベントや仙台でのロハスライフに役立つスポットの紹介などを行い、「『既にあったけれど知らなかったもの』や『新しく始めようと思っているけれど、1人ではできそうにないもの』が、日々の暮らしの中に少しずつ伝わっていくことを期待する」(同研究会)としている。
千葉さんは「(市が策定した)『杜の都環境プラン』に『杜に学び、杜と生きる都市』とあるように、仙台は古くからその風土と歴史を生かした街づくりを進めてきた。山、川、海と豊かな自然の美しさ、食べ物のおいしさ、住みやすさなど、仙台の隠れた魅力を再発見し、地球に優しい環境先進都市としての新たなスタイルを提唱し、共有していきたい」と話す。「サイトの利用者にエコやロハスを身近に感じてもらい、心と体、地球と地域にも優しい生活が広がっていけば」とも。
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