夢メッセみやぎ（仙台市宮城野区港3、TEL 022-254-7111）本館展示棟で7月4日～8日、「全国やきものフェアinみやぎ」が開かれる。

「匠の職人展」も同時開催

　東日本大震災で被災した同施設の再オープンを記念し、2012年8月に初開催された同イベント。3回目を迎える今年は、大堀相馬焼・益子焼・笠間焼・九谷焼・美濃焼・信楽焼・常滑焼・備前焼・有田焼・伊万里焼・唐津焼・波佐見焼など、北海道から九州まで120の窯元・作家が出展する。

　焼き物の展示・販売のほか、作品コンテスト、産地紹介、陶芸体験、北海道・東北の手仕事のコーナーも用意。俳優・近藤正臣さんやテーブルコーディネーター・佐藤富士子さんによるトークショーなどのステージイベント、「茶席コーナー」や「東国うまいものめぐり」などの飲食ブースも展開する。

　昨年は40～60代の女性を中心に2万5155人が来場し、今年は昨年を上回る3万人の動員を目指す。同イベント担当者は「お気に入りの器を見つけてもらうだけでなく、窯元さんや作家さんと直接お話しいただき、焼き物の魅力や奥深さを知っていただければ」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は10時～17時（土曜・日曜は18時まで、最終日は16時まで）。入場料金は、前売り券（箸置き、またはぐいのみ付き）・当日券とも500円（中学生以下無料）。