一般社団法人地域活性化センター(東京都中央区)が4月に発表した「2013年度 市町村人気パンフレット ベスト100位」で、仙台市の観光パンフレット「仙台観光マップ」が3位にランクインした。
同センターは2011年4月、東京・日本橋プラザビル1階に「ふるさと情報コーナー」を開設。「首都圏住民に地域の魅力を伝え、地元へ足を運んでもらうためのきっかけづくり」として都道府県・市町村の観光・イベントなどのパンフレット約2600種類を展示し来場者に配布している。
今回で3回目となる同ランキング。来場者が持ち帰ったパンフレットの数を集計したもので、年間を通して展示したものを対象とし、月刊・季刊などは含まない。
1位を獲得したのは、2年連続で札幌市の「さっぽろ観光マップ」。2位に京都市の「京都味の巡礼・匠の巡礼」、3位に「仙台観光マップ」が続いた。「昨年度に引き続き、観光地として有名な自治体のパンフレットに人気が集まった」と同センター担当者。44位に「牛たん焼き お店マップ」、82位に「るーぷる仙台」、90位に「仙台まるごとパス」もランクインし、上位100位中に仙台のパンフレット4種類が入った。
「仙台観光マップ」は、仙台観光コンベンション協会が観光客向けに毎年約40万部を制作。地図や写真・文章などで市内の観光スポットや交通機関、仙台の名物やグルメ、祭り・イベントなどの観光情報を紹介している。観光客が持ち歩きしやすいよう、「ポケットや女性の小さなかばんにも入る大きさ」を意識し、A2サイズを蛇腹折りにしているのが特徴。
同協会担当者は「パンフレットを片手に仙台・宮城の観光を楽しんでいただきたい。仙台・青葉まつりや仙台七夕まつりなど、これから祭りやイベントもたくさん行われるので、ぜひ足を運んでいただければ」と呼び掛ける。
市内では仙台駅2階の「仙台市総合観光案内所」をはじめ、「仙台街角案内所」登録店舗などで配布している。