仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階催事場で3月27日から、岩合光昭写真展「ねこ歩き」が開かれる。
岩合さんは19歳の時にガラパゴス諸島を訪れたことをきっかけに、動物写真家としての活動を開始。世界の野生動物を撮り続ける一方、ライフワークとして身近な存在である猫を40年以上撮り続けている。
2013年5月の東京・日本橋会場を皮切りに、松山・札幌・福岡・心斎橋・宇都宮など、これまで全国11会場を巡回している同展。今回が東北初開催となる。
「世界を歩く」「日本を歩く」「わが家のねこたち」の3章で構成し、約180点を展示する。「世界を歩く」では、岩合さんが「世界ネコ歩き」の旅で近年訪れたギリシャ、イタリア、トルコ、モロッコ、アメリカ、キューバで出会った、人と共に暮らす個性豊かな猫たちの姿を中心に展示。
「日本を歩く」では、約10年かけて全国47都道府県の猫に出会う旅をした岩合さんが、日本の美しい四季を背景に市井の猫を撮影した作品が並ぶ。「わが家のねこたち」では、岩合さんと初めて暮らした「海ちゃん」をはじめ、「にゃんきっちゃん」「柿右衛門」「ケナ」と、それぞれ強烈なキャラクターを持つ岩合さんの「家族」を紹介する。
グッズ販売ブースも開設。オリジナル写真集「ねこ歩き」(1,680円)、しおり(252円)、クリアファイル(各315円)、マグネット(各357円)、一筆箋(420円)、ポストカードセット(1,050円)などの同展オリジナル商品のほか、岩合さん関連商品、猫グッズなどを用意する。
開催時間は10時~19時(入場は閉場30分前まで。最終日は16時閉場)。入場料は700円(高校生以下無料)。今月31日まで。29日には岩合さんが来場し、ギャラリートークとサイン会を予定。サイン会参加には商品購入客先着200人に配られる整理券が必要。