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3月11日「みやぎ鎮魂の日」-震災から3年、仙台で追悼行事

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 東日本大震災の発生から3年を迎える3月11日、宮城県内各所で追悼行事が開催される。

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 県では昨年、「震災で亡くなられた方々に追悼の意を表し、震災の記憶を風化させることなく後世に語り継いでいくこと」を目的に、3月11日を「みやぎ鎮魂の日」と条例で定めた。

 制定後初めて迎える当日は、各市町村で追悼式を実施。震災で犠牲になった県民を追悼するため、県庁(仙台市青葉区本町3)、グランディ・21総合体育館「セキスイハイムスーパーアリーナ」(利府町)、大河原合同庁舎(大河原町)、大崎合同庁舎(大崎市)などに献花台・記帳所を設ける。献花・記帳は9時~17時。

 仙台国際センター(青葉山)では仙台市による追悼式典を実施。式辞、追悼の辞、仙台フィルハーモニー管弦楽団による献奏、市内2校の中学生による献歌を予定。東京都内で行われる政府主催追悼式の一部を放送し、地震発生時刻の14時46分に黙とうをささげる。開催時間は14時20分~16時。

 勾当台公園市民広場では災害時に「わが家は大丈夫」「他の人を助けてほしい」という意思表示の目印とする「黄色いハンカチ」2000枚の配布とワークショップを実施。夜はキャンドルナイトを行う。開催時間は14時~19時30分。

 市内中心部商店街では仙台なびっく(一番町4)、藤崎一番町館前(一番町3)、東北ろっけんパーク(中央2)に献花台と折り鶴台を設置するほか、黙とう、追悼の意を込めたライブステージも実施する。献花・折り鶴は12時~17時(藤崎一番町館前は11時から)。

 せんだいメディアテーク(春日町)1階オープンスクエアでは「サロン・ド・わすれンヌ」と題して、市民から寄せられた言葉や写真をパネル展示する。開催時間は12時~20時。

 仙台市天文台(錦ケ丘9)では、震災当日の星空を投影しながら震災時の星空にまつわるエピソードを紹介するプラネタリウム番組「星空とともに」を特別投影。開催時間は14時~14時45分。観覧無料(当日9時から観覧券を配布)で、定員は270人。

 若林区の荒浜では「HOPE FOR PROJECT 2014」を開催。風船のリリースやキャンドルナイト、音楽ライブを行う。開催時間は、風船リリース(深沼海岸周辺)=15時~、ライブ(荒浜小学校校庭)=17時30分~。

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