クリスロード商店街の「東北ろっけんパーク」(仙台市青葉区中央2)で2月10日、「東北『道の駅』フェア」が始まった。
1月末現在で全国に1014駅、東北では142駅(東日本大震災の影響により、うち2駅は休業中)が設置されている「道の駅」。「地域の情報発信や特産品販売のほか、東日本大震災や豪雨災害時には被災者受け入れ・支援拠点としても活躍しており、地域の拠点としても関心が高まっている」(東北「道の駅」連絡会事務局担当者)という。
道の駅や各地域のPRと観光客誘致を目的に、仙台市内では初めて開かれる同イベント。東北6県から約20の道の駅が参加し、農産加工品・漬物・調味料・和洋菓子・海産加工品・復興応援商品など各地の特産品を販売する。
主なラインアップは、青森「道の駅 ひろさき」の「津軽かっちゃ漬(漬物各種)」(100~250円)、山形「道の駅 いいで」の「どぶろく/ももろく(ピンクのどぶろく)」(10日~12日のみ、1,200円~)、福島「道の駅 喜多の郷」の「ラーメンバーガー」(11日・12日のみ、350円)、「道の駅 南相馬」の「なみえの太っちょ焼きそば」(300円)など。
「東日本大震災と道の駅」をテーマにしたパネル展も実施。震災後からの被災者支援・後方支援や復興支援の取り組み、被災した道の駅の復興の様子を写真で紹介する。
「イベントをきっかけに、道の駅により関心を持って足を運んでいただく方が増えれば」と同担当者。「全国の道の駅からは震災直後から多くの応援をもらっており、東北の元気を道の駅から発信したいと思っている。東北各地のおいしいもの、楽しい情報を用意しているので、ぜひ足を運んでいただけば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~18時30分(最終日は15時まで)。13日まで。