仙台パルコ（仙台市青葉区中央1、TEL 022-774-8000）で12月13日、仙台のクリエーターが手掛けた商品と東北の民芸品・工芸品を集めたイベント「手みやげ広場」が始まった。

東北6県の民工芸品が並ぶ1階エレベーター横特設会場

　同施設の開業5周年記念の一環として企画した同イベント。毎年夏に開催している「クリエイターが創る、新しい仙台みやげ展」と、東北の伝統工芸の魅力を発信するプロジェクト「東北STANDARD」がコラボし、「つくり手の思い・ぬくもりが伝わる手土産」を展示・販売する。「仙台を訪れる観光客の方はもちろん、地元の方々に仙台・東北の良さを再評価してもらえたら」と同イベント担当者。

　4階吹き抜けスペースでは、仙台に在住またはゆかりのあるクリエーターが手掛けた「新しい仙台土産」を販売。「ずんだ」「牛たん」「笹かま」「伊達政宗」「こけし」など、仙台名物をモチーフにした作品をはじめ、クリスマスや正月、来年の干支（えと）である「午（うま）」をデザインした約1万点を用意する。ラインアップは、ポストカード・メモ帳・キーホルダー・アクセサリー・手拭い・ポーチ・食器のほか、焼き菓子・パン・ジャム・コーヒー・カレーなどの食品も。価格は100円台から用意し、1,000円台が中心。1階アーケード口でも雑貨や食品を販売する。

　1階エレベーター横特設会場では、「松川だるま」「八幡馬」「赤べこ」など、東北6県の民工芸品を販売。「手土産にそっと添えたい」レター用品や、馬・富士山・こけし・だるまなどをモチーフにした雑貨も並べる。価格は100円台～2万円台。

　ギフトボックス（小＝200円、中＝300円、大＝350円）、ワックスペーパーラッピング（小＝100円、大＝150円）も用意する。「1階と4階で購入した商品を詰め合わせることもできるので、作家作品と伝統工芸品の組み合わせなど、オリジナルの手土産を作ってもらえれば」と同担当者。「大切な人への贈り物やお土産に利用いただければ」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は10時～21時。今月29日まで。