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宮城県内4エリアで「リアル宝探し」第2弾-支倉常長や慶長遣欧使節テーマに

伊達武将隊の支倉常長さんに事情を聞いたむすび丸も宝探しに挑戦。ユーチューブでその模様を公開している

伊達武将隊の支倉常長さんに事情を聞いたむすび丸も宝探しに挑戦。ユーチューブでその模様を公開している

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 宮城県内4エリアで10月28日、「宮城県×リアル宝探し」の第2弾「三日月探偵団とサン・ファン・バウティスタの軌跡」が始まった。

仙台市エリアの暗号

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 地図に示された暗号を解き、各地を実際に歩いて「宝の在りか」を探し出す参加型イベント「リアル宝探しゲーム」。昨年は国内外83地域で行われ、延べ80万人以上が参加。宮城では1~3月に県南4エリアを対象に初開催され、7000人以上が参加した。

 今回は慶長遣欧使節出帆400周年を記念して、支倉常長や使節船「サン・ファン・バウティスタ」をテーマに、仙台市・石巻市・川崎町・大郷町の4エリアで展開。「慶長遣欧使節のPR、観光面で風評の影響が大きい沿岸部と内陸部の周遊・交流人口の拡大、県内観光客の回復など観光振興を目指す」(県観光連盟担当者)。

 支倉常長がヨーロッパから持ち帰った宝を探し出すという設定。各エリアの「宝の地図」に記された3つの暗号を解読して3つの宝を見つけ出し、それぞれに書かれたキーワードを報告することでクリア。探索には観光マップが役立つほか、道の駅や飲食店・土産物店でヒントが得られることも。発見報告者には「発見者カード」を進呈し、抽選で県内の宿泊施設利用券や特産品なども当たる。

 「支倉常長は偉大な人物だが、歴史の表舞台になかなか登場することがない」と同担当者。「慶長遣欧使節出帆400年という節目の機会に、支倉常長ゆかりの地を実際に巡ってもらい、支倉常長という人物や地域の歴史・文化などをより知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。

 参加無料。1エリアだけの参加も可能で、「宝の地図」は各エリアの市役所・町役場・観光案内所などで配布する。12月27日まで。

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