宮城県のウェブサイトで11月19日から、「宮城マスター検定」のウェブ試験が始まった。
検定は、村井嘉浩県知事が掲げる「富県宮城」の実現に向けた一つの取り組みとして、「県内外の多くの方々に宮城の魅力を知っていただき、観光や物産の購入などにつなげてほしいと考え、いわゆる『ご当地検定』の形式により実施するもの」(県担当者)。初開催となる今回は3級の試験を実施し、2008年春には2級、同秋には1級の試験を予定する。
実施に先がけて発足した同検定推進会議では、「脳トレ」の生みの親として有名な東北大学の川島隆太教授が会長を務める。川島教授は「宮城で培われてきた産業・歴史・風土などを広めていくために、多くの方にチャレンジしていただきたい」としている。
3級の試験内容は県が発行する観光パンフレットなどからの出題が中心で、宮城県の特産品や観光地、芸能のほか、歴史や自然、地名、郷土料理など幅広い分野から出題される。資料やインターネットの情報を参考にしての解答も可。4択問題が50問用意され、35問以上正答すると合格となる。合格者には合格者カードが贈られるほか、「合格者の集い」への参加権や一部県施設への入館料割引特典が与えられる。
県担当者は「この検定が県外の皆さまにとって宮城を知る良い機会となり、県内の皆さまには宮城の魅力を再発見していただくものとなることを期待している。ぜひお気軽にご参加いただきたい」と話している。
受験料無料。実施期間は11月28日16時まで。
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