勾当台公園市民広場(仙台市青葉区本町3)で9月21日・22日、東北6県の名物を一堂に集めた「ハイウェイフェスタとうほく」が開かれる。
観光意欲の刺激や地域間交流の活性化を目的に、東北6県の高速道路沿線地域を中心とするエリアの特産品、ご当地グルメ、観光情報を紹介する同イベント。毎年多くの市民や観光客などでにぎわいを見せ、昨年は2日間で約6万6000人が来場した。
メーンステージでは各県の郷土芸能を披露。「五所川原立佞武多囃子(ごしょがわらたちねぷたばやし)」(青森)、「さんさ踊り」(岩手)、「なまはげ太鼓」(秋田)、「行山流水戸辺鹿子躍(ぎょうざんりゅうみとべししおどり)」(宮城)、「花笠(はながさ)踊り」(山形)、「フラ&タヒチアンダンス」(福島)が参加。岩手県北上市で1300年の歴史を誇る「鬼剣舞(おにけんばい)」の「東北復興へ捧げる祈りの舞」(21日)、奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」と山形おきたま「愛の武将隊」によるコラボステージ(22日)も。
屋台ブースでは、「八戸せんべい汁」(青森)、「男鹿しょっつる焼きそば」(秋田)、「釜石ほたて浜焼き」(岩手)、「芋煮」(山形)、「石巻焼きそば」(宮城)、「白河ラーメン」(福島)などご当地グルメが出店。特産品ブースでは各地域の野菜や加工品を販売。オリジナル赤べこを作れる「会津民芸品・赤べこ絵付け体験ブース」、海の生物に触れられる「アクアマリンふくしま移動水族館」、輪投げやヨーヨー釣りなどの「チャリティー縁日」も。
「ご当地に行かなければ体験できない、地域ならではのものをPRすることで、楽しみながら東北地方の魅力を再発見してほしい」と同担当者。「イベントをきっかけに東北の観光が一層活性化され、少しでも復興につながれば」と期待を寄せる。
開催時間は10時~16時。