JR東日本仙台支社の臨時快速列車「リゾートみのり」の利用者数10万人達成が目前に迫っている。
2008年10月にデビューした同列車は、仙台駅-新庄駅間を東北本線・陸羽東線経由で運行する観光客向け臨時快速列車。奥羽山脈や田園風景、鳴子峡などの美しい景色が楽しめ、沿線には鳴子温泉など多くの温泉も点在することから「奥の細道湯けむりライン」の愛称で親しまれている。現在は、月曜・金曜・土曜・日曜・祝日と指定日のみ運転。
7月31日現在までの利用者数は9万8259人。間もなく10万人の達成が見込まれることから、同社では8月15日から、10万人達成日予想クイズを実施している。
応募できるのは、期間中に古川駅-鳴子温泉駅間の上下線どちらかに乗車した利用者。車内で配布される用紙に10万人達成予想日を記入して応募する。正解者の中から抽選で10人に、同列車運転区間沿線地域の大崎市産「ササニシキ」または新庄市産「つや姫」の新米10キロが当たる。
「リゾートみのり1編成の定員が104人というところから予想していただきたい」とJR東日本仙台支社広報担当者。「この機会にぜひ乗車、応募いただければ」と呼び掛ける。
応募は9月1日までを予定。期間中に10万人を超えた場合は達成日以降の応募を終了。9月1日までに達成しなかった場合は応募期間を延長する。