1.8メートルの「ジャンボ笹かま」-仙台・笹かま工場のイベントに登場

ステージに登場した「ジャンボ笹かま」。スタッフの手で細かく切り分けられ、来場者にふるまわれた

ステージに登場した「ジャンボ笹かま」。スタッフの手で細かく切り分けられ、来場者にふるまわれた

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 仙台で10月21日に開催された「昭和レトロ横丁秋祭り」に、「ジャンボ笹かま」が登場した。

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 同イベントは、仙台名物「笹かまぼこ」などの製造・販売を行う鐘崎(仙台市若林区鶴代町、TEL 022-231-5141)が、創業60周年を記念して同社の工場施設「鐘崎ベルファクトリー」で開催したもの。「創業60周年の節目の年に当たり、創業時の昭和の懐かしい温かさ、素朴さ、おいしさを疑似体験していただけるよう会場運営・装飾・設営を行った」(同社)という。

 会場ではメンコやビー玉、ベーゴマなど「昭和の遊びコーナー」を設置し、懐かしい駄菓子や25年前に市内の百貨店で売られていた「カレーしそ巻き」の復刻品などを販売。地元の懐かしい風景を描く画家・小野寺純一さんの絵画展や昭和30~50年の仙台市街地の写真展なども行われ、会場全体が昭和の雰囲気に包まれた。「おじいさんがお孫さんにメンコを教えたり、ベーゴマを回したりする姿が印象的だった」と担当者。

 そうした中、メーンイベントとして長さ1メートル80センチの「ジャンボ笹かま」がみこしに乗って登場。この日のために作られた「ジャンボ笹かま」には、原材料の魚のすり身約85キロが使われた。焼き上がりの重量は約80キロで、通常サイズの笹かま約1,600枚に相当する。あまりの大きさに場内からは歓声が上がり、記念撮影をする家族の姿も。その後、「ジャンボ笹かま」は約200人分に切り分けられ、来場者にふるまわれた。

 イベントを終えて同社の担当者は「多くの地域住民や観光客の方に来館していただき、全社一丸となっておもてなしができたことをうれしく思っている」と話した。

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