宮城県内の温泉地で6月2日・16日・22日、「むすび丸しゃもじ温泉卓球大会」が開かれる。
「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」(以下、DC)の関連イベントとして、県内温泉地への観光客誘致と「米どころ宮城」のPRを目的に開く同大会。初開催となった昨年は70組132人が参加。家族連れやカップル、夫婦、卓球同好会や友達グループなど、「子どもから年配の方まで幅広い層の方々にご参加いただき、和気あいあいとした雰囲気だった」(同事務局担当者)という。
県観光PRキャラクター「むすび丸」をあしらった木製しゃもじをラケットに使うのが特徴。2日=秋保ブロック、作並ブロック、16日=鳴子ブロック、小原・鎌先ブロック、栗駒・花山ブロック、22日=松島ブロック、遠刈田・青根・峩々ブロックの計7ブロックに会場を用意して行う。
各ブロックの優勝者には、ペア宿泊券と宮城米30キロを進呈。準優勝、3位入賞、好プレー・珍プレー賞には地元特産品も。当日使った「むすび丸しゃもじ」は参加記念として持ち帰ることができる。
試合はダブルス戦で、1セット11点の2セット先取制。スマッシュは禁止。服装は宿泊する旅館・ホテルの浴衣を原則とするが、同事務局では「仮装での参加も歓迎」としている。参加条件は、4月1日以降大会当日までに開催ブロックの対象旅館・ホテルを利用した小学生以上の宿泊客。基本は2人1組での申し込みとなるが、単独参加の場合は事務局でペアを指定する。
大会当日は各会場に「チームむすび丸」と「チーム伊達武将隊」も参戦予定。「むずかしかったけど、とても楽しいピンポン大会だったよ」と前大会を振り返るむすび丸。「今回も参加する予定なので、僕とペアを組みたい人募集するよ(でも、サーブしか打てないけどね)。細かいことは気にせずに、みんなで楽しく参加してね」と呼び掛ける。
参加無料で、定員は各会場30組60人。開催時間はブロックごとに異なる。参加申し込みは、秋保、作並=5月29日まで、鳴子、小原・鎌先、栗駒・花山=6月12日まで、松島、遠刈田・青根・峩々=6月18日まで。