仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台(仙台市青葉区中央1)が期間限定で提供を始めた「むすび丸ルーム」が人気を集めている。
4月1日に開幕した「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」(以下、DC)に合わせてさまざまな宿泊商品を展開する同ホテル。「東北の玄関口にあるホテルとして、共にキャンペーンも盛り上げていこう」(同社担当者)と考え、宮城県観光キャンペーンキャラクター「むすび丸」のコンセプトルームを用意した。
部屋は広さ33平方メートルのツインルーム。壁紙・カーテン・布団カバー・クッション・カーペット・電気スタンド・マグカップ・グラス・スリッパ・歯ブラシ紙ケースなど、室内やアメニティーグッズにむすび丸をあしらった。料金は1室2万8,000円~。3室限定で、販売期間は6月30日まで。
現在は約60件の予約があり、期間中の土曜はすでに満室。利用客の中心は、県外から訪れる家族連れの観光客だという。「ご宿泊いただいたお客さまからは、宮城県のキャラクターを身近に感じられてとても良かったという言葉を頂いている」と同担当者。
同ルームを視察したむすび丸は「僕がいっぱいでびっくりしたよ。とってもかわいい部屋になっていてうれしいです」と満足げな様子。「僕も今度お泊まりしたいなと思ってホテルの方にお願いしました。でも、一人で泊まるにはちょっと広いかなあ」とも。
ベルカウンターではトートバッグ・ストラップ・ピンバッジ・ボールペンなどのむすび丸グッズや同ホテルオリジナルの「むすび丸プリサーブドフラワー」(4,000円)を販売。ロビーラウンジ「シャルール」では、オリジナルスイーツ「むすび丸タルト」(400円)、「むすび丸ロールケーキ」(450円)、旬菜グリル&カフェ「セレニティ」では「むすび丸カプチーノ」(700円)、バー「ナイト」では「むすび丸カクテル」(1,300円)を提供する。
同担当者は「カクテルには地元の日本酒を使用し、ロールケーキには地元で収穫された小松菜や米粉、特産の藻塩を使うなど、宮城の食材をふんだんに使っている。この機会にぜひ」と利用を呼び掛ける。