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仙台市が東日本大震災のフォトアーカイブ公開-職員が撮影した被害状況など

若林区・蒲町中学校の体育館で授業を行った蒲町小学校の児童たち(写真提供:仙台市)

若林区・蒲町中学校の体育館で授業を行った蒲町小学校の児童たち(写真提供:仙台市)

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 仙台市は12月3日、フォトアーカイブ「東日本大震災-仙台復興のキセキ」を市のウェブサイトで公開した。

津波で孤立する荒浜小学校

 東日本大震災による被害の状況や行政の対応、復旧・復興に向けた取り組みなどの記録写真を公開することで「震災の経験を広く共有し、全国各地での防災対策に役立てていただくとともに、記憶を風化させず後世に伝えていく」(仙台市広報課担当者)のが目的。

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 写真は「被害状況」「救援・復旧活動」「市民生活」「復興への歩み」の4項目に分けて掲載。ほとんどは市の職員が撮影したもので、「震災発生時に現場にいたことで撮影できた貴重な画像も多い」と担当者。現在の掲載枚数は、被害状況=62枚、救援・復旧活動=21枚、市民生活=11枚、復興への歩み=18枚。今後さらに増やしていく予定。

 写真はダウンロードでき、営利目的以外の利用も可能。「全国の皆さんに閲覧いただき、震災の脅威と復興の歩みを発信していただける方に活用していただきたい」と同担当者。「仙台の中心市街地は震災前と変わらない風景を取り戻しているが、沿岸部や丘陵地などは被害が甚大で復興への道のりは遠く険しい。その現実を多くの方に知っていただき、引き続き力添えいただければ」と協力を呼び掛ける。