仙台のプロモーター、ジー・アイ・ピー(仙台市青葉区春日町)は12月23日、野外ロックフェスティバル「ARABAKI ROCK FEST.13」の開催概要を発表した。
2001年に初めて開催され、全国的にも珍しい春の音楽フェスとして認知度を広める同フェス。昨年は震災の影響で夏に延期となり、2年ぶりの春開催となった今年は2日間で100組を超えるアーティストが出演。延べ4万人が来場した。「ご来場いただいた皆さんの笑顔と、春開催を祝ってくれているかのような晴天と満開の桜がうれしかった」と同フェスプロジェクト代表の菅真良さんは振り返る。
開催日は2013年4月27日・28日。会場は例年通りエコキャンプみちのく(柴田郡川崎町)で、1万人を収容できる「みちのく」ステージをはじめ、「鰰(はたはた)」「津軽」「荒吐(あらはばき)」「花笠」「磐越」の全6ステージを展開する。
今回のテーマは「オリエンタルな春」。2007年から同フェスのビジュアル全般を担当するグラフィックデザイナー・板垣雄介さんが手掛けたロゴには、「オリエンタルな文化」「平和の象徴」「東北と沖縄の融合」「干支(蛇)」などのコンセプトを盛り込んだ。「ご来場いただく皆さんにとって大切な春の音楽祭であることを願っている」と菅さん。「日本でロックがもっと大切な存在になることを願ってアラバキを開催し続けていく」と意気込む。
1月20日に出演アーティスト第1弾を発表予定。1月13日~20日にはオフィシャルサイトで駐車場・キャンプサイト券セットチケットの先行予約を受け付ける。チケット料金は2日通し駐車券+2日通し券=1万8,000円、2日通し駐車券+2日通し券4人分=4万8,000円ほか。