仙台駅東口の宮城野通で12月2日、ロンドンオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団が感謝パレードを行った。
日本オリンピック委員会(以下、JOC)が東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として実施したもので、日本障害者スポーツ協会日本パラリンピック委員会、日本オリンピアンズ協会が共催。オリンピアンとパラリンピアンによる合同パレードは今回が初めて。
ロンドンオリンピック日本代表のレスリング・吉田沙保里選手を先頭に、陸上競技・室伏広治選手、ボクシング・村田諒太選手、ウエイトリフティング・三宅宏実選手、フェンシング・千田健太選手、アーチェリー・蟹江美貴選手、ロンドンパラリンピックの競泳・鈴木孝幸選手、ウィルチェアーラグビー・庄子健選手、ゴールボール・欠端瑛子選手など、オリンピアン30人・パラリンピアン12人の計42人がパレードに参加。
宮城・岩手・福島のエスコートキッズとともに、榴岡2丁目から4丁目までの約470メートルを練り歩いた。沿道には市民ら4万8000人が詰め掛け、五輪や日の丸の旗を手に選手たちへ「ようこそ仙台へ、感動をありがとう」と声援を送った。選手はハイタッチや握手に応じ、メダルに触らせる場面も。
選手たちはこの日、宮城・岩手・福島の3県での被災地訪問や、ゼビオアリーナ(仙台市太白区長町)での触れ合いイベントも実施。明日も3県で被災地訪問を行う予定。