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仙台港の「かき小屋」、今シーズンの営業を開始-食べて生産者を支援

「かき小屋仙台港」店長の木村壮さん。「まだ実入りは小さいが、とてもおいしい。自信を持っておすすめできる」

「かき小屋仙台港」店長の木村壮さん。「まだ実入りは小さいが、とてもおいしい。自信を持っておすすめできる」

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 仙台港背後地の「かき小屋仙台港」(仙台市宮城野区蒲生耳取、TEL 022-254-5640)が11月3日、今シーズンの営業を開始した。

「かき小屋仙台港」店内

 同店を運営するのは、仙台でカキの通販サイトを運営するアイリンク(仙台市青葉区一番町2)。同社は東日本大震災後、三陸地域のカキ養殖の復興を支援するプロジェクト「セーブ サンリク オイスター」を立ち上げ、支援活動を行ってきた。

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 「風評被害もあり、ようやく養殖や出荷が再開できた浜でも出荷数が伸び悩んでいた」と同社担当者。「出荷数減少を少しでも解消し、漁家経営を安定させる一つの手段にしたい。地元宮城のカキ生産者に元気を与えたい」と、今年2月に「かき小屋」石巻・渡波店、4月に仙台港店をオープン。県内を中心に話題となり、大勢の利用客でにぎわった。

 「夏カキ」の取り扱い終了に伴い9月から一時休業。猛暑や少雨の影響でカキの成育が遅れていたため、当初の予定からはやや遅れて営業再開にこぎ着けた。

 席数は約130席。2間×3間の大型テント4張りを使った店内に、木製ベンチと炭焼きコンロを設置。客が自分で網焼きするスタイルを採用し、1テーブルにつき炭代300円がかかる。軍手・トングは無料で、カキ用ナイフは1本100円で販売。

 メニューは、メーンの石巻牡鹿半島産の「カキ(8個)」をはじめ、石巻雄勝産の「ホタテ(4枚)」、「カキ(4個)・ホタテ(2枚)セット」(以上、1,000円)など。味付けは、しょうゆまたはポン酢のほか、ピザソース・甘辛みそ・大根おろし・チーズ(以上、無料)、レモン・バター(以上、30円)を用意。「シンプルな食べ方もおいしいが、いろいろなソースでアレンジして味を変えて楽しんでいただければ」と店長の木村壮さん。

 おにぎり(各120円)やイカぽっぽ(280円)、生ビール(450円)・缶ビール・日本酒(以上350円)・酎ハイ(220円)なども販売する。木村さんは「今シーズンも漁師さんの思いが込められたカキをご用意している。ワイワイガヤガヤと楽しみながら味わってもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~17時。月曜定休。