宮城県内で開催される「政宗公まつり」「鬼小十郎まつり」とアニメ「戦国BASARA」のタイアップイラストが公開された。
同アニメシリーズを手掛けるプロダクション・アイジー(東京都武蔵野市)は、第1期放映開始の2009年から宮城県とのタイアップを展開。笹(ささ)かまぼこ、ずんだ餅、米、白石温麺(うーめん)、地ビールなどの名産品や、タクシー・バスなど地元交通機関とコラボし、同アニメファンの間で毎回話題を集めている。
両祭とのタイアップは、「政宗公まつり」が4回目、「鬼小十郎まつり」が3回目。当初はアニメのプロモーションの意味合いが強かったが、昨年からは東日本大震災の復興支援が目的となった。
今回も告知ポスター用のイラストを提供。アニメのキャラクターデザインを務める大久保徹さんの描き下ろしで、それぞれ伊達政宗と片倉小十郎の勇ましい立ち姿がデザインされている。そのほか、同イラストを使用したポスターセット(各1,500円)やポストカードセット(400円)を各会場で販売。「仙台七夕まつり」で好評だった「ミニ戦国BASARAピンズ」の「武田軍ver.」「瀬戸内Ver.」(以上840円)などのタイアップグッズも用意する。
同担当者は「宮城を応援したいと思うアニメスタッフやファンの方々の思いから、今年もタイアップ継続となった。少しでも地元が明るくなり、観光客が増え、経済的復興につながるようなお手伝いになれば」と期待を寄せる。
政宗公まつりは9月8日・9日、鬼小十郎まつりは10月6日に開催される。