東北電力グリーンプラザ(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-225-2969)アクアホールで現在、企画展「とびだす絵本のワンダーランド」が開かれている。
東北電力の次世代支援プロジェクト「放課後ひろば」の一環として、夏休み期間に合わせ企画した同展。「さまざまな飛び出す絵本にじかに触れていただくことによって、楽しみながらものづくりの大切さを感じていただきたい」(同社担当者)。
会場では1890年から現代までの仕掛け絵本約100点を展示。「紙の魔術師」「しかけ絵本の巨匠」と呼ばれるアメリカのポップアップ絵本作家ロバート・サブダさんの作品をはじめ、ポップハウス型、ドールハウス型、蛇腹型など多彩な作品が並ぶ。仕掛け絵本の歴史や作家紹介パネル、ロバート・サブダさんの「ふしぎの国のアリス」「恐竜ヘッド」の1場面を3倍に拡大した展示や、本に触れることのできるコーナーも。
夏休みの小学生を中心に家族連れやカップルなどが訪れている。同担当者は「緻密に計算された技が生み出す美しさと迫力、ページをめくるたびに驚きと発見を味わえる仕掛け絵本の面白さを、幅広い年齢層の方々にお楽しみいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。月曜休館(8月6日は除く)。入場無料。8月24日まで。