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ニコンプラザ仙台で鉄道写真家・中井精也さんの写真展-三陸鉄道の記録も

鉄道写真家の中井精也さん(写真右)。「DREAM TRAIN」のテーマ曲を手掛けたオオゼキタクさん(左)も応援に駆け付けた

鉄道写真家の中井精也さん(写真右)。「DREAM TRAIN」のテーマ曲を手掛けたオオゼキタクさん(左)も応援に駆け付けた

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 ニコンプラザ仙台(仙台市青葉区中央1、TEL 022-715-1490)で現在、鉄道写真家・中井精也さんによる写真展「DREAM TRAIN」「走れ、さんてつ!」が開催されている。

写真展「DREAM TRAIN」「走れ、さんてつ!」の様子

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 中井さんは、鉄道の車両だけでなく線路や乗客など鉄道に関わる全てを被写体として撮影する写真家。「1日1鉄!」「ゆる鉄」など新しい鉄道写真のジャンルを生み出し、広告・雑誌・講演・テレビなどで幅広く活動。日本鉄道写真作家協会事務局長でもあり、ニコンカレッジの講師も務める。

 同展では、中井さんが日本縦断鉄道の旅で出会った人たちと、その「夢」を撮影した写真集「DREAM TRAIN」から約100点と、東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸鉄道の復興を記録したフォトエッセー「走れ、さんてつ!」から約30点を展示。会場には駅をイメージした木製の改札口やベンチなども設置する。

 開催初日から中井さんのファンや鉄道愛好家をはじめ、若い女性や年配の男性、家族連れなど幅広い層が来場。最初の2日間は中井さんが来仙し、サインや記念撮影、トークイベントなどで来場者と触れ合った。

 「2つの写真展に飾られているのは鉄道写真だが、共通するテーマは『人の思い』」と中井さん。「ぜひ作品をご覧いただき、何気ない日常や未来を夢見ることの大切さを感じてもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は9時30分~18時(最終日は15時まで)。日曜・祝日休館。入場無料。今月31日まで。

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