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東日本大震災から1年、仙台で追悼式-復興への新たな決意誓う

仙台国際センターで行われた「東日本大震災仙台市追悼式」。約3000人の市民が献花に訪れた

仙台国際センターで行われた「東日本大震災仙台市追悼式」。約3000人の市民が献花に訪れた

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 東日本大震災から1年を迎えた3月11日、仙台国際センター(仙台市青葉区青葉山)で「東日本大震災仙台市追悼式」が開かれた。

14時46分には黙とうをささげた

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 仙台市では、東日本大震災による死者・行方不明者が829人に上る。追悼式では仙台フィルハーモニー管弦楽団・弦楽四重奏による献奏の後、国立劇場で行われた政府主催の追悼式を中継。地震発生時刻の14時46分には1分間の黙とうを行った。

 奥山恵美子仙台市長による式辞、遺族代表の言葉、市内の代表高校生による復興への誓い、市内3校の中学生による献歌が行われ、約3000人の参列者が献花台に花をささげた。

 式典で奥山恵美子仙台市長は「一度は大きな悲しみのふちに沈んだこの仙台の街を、再び笑顔が溢れる希望の地へ変えるべく、全ての皆さまと共に全力で進むことをここに強く誓う」と決意を述べた。

 市内5カ所の区役所内と国際センターに設けられた献花会場には延べ約6400人の市民が献花に訪れ、犠牲者に追悼の祈りをささげた。奥山市長は「皆さんが1年を一つの節目として考えて、また次に向かっていこうというお気持ちを献花やいろいろなかたちで表そうとしてくださったのだと感じた」と話す。

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