宮城県サッカー場(利府町)Bグラウンドで2月19日、INAC神戸レオネッサと常盤木学園高等学校サッカー部によるチャリティーマッチが開催される。
被災地の女子サッカー支援を目的に開催される同マッチ。なでしこリーグ所属のINAC神戸レオネッサ(以下、INAC神戸)が「東北の元気な復興に少しでも役立ちたい」と、リーグに多くの選手を輩出している同校サッカー部の阿部由晴監督へ相談を持ちかけ、実現にこぎ着けた。
澤穂希選手や川澄奈穂美選手、田中明日菜選手など、なでしこJAPAN7人を擁するINAC神戸。昨年リーグ優勝を果たし、全日本女子サッカー選手権大会を2連覇。対する常盤木学園は全日本高等学校女子サッカー選手権を過去4年で3度制し、チャレンジリーグ(2部リーグ)EASTでは2010年の初参戦から2年連続優勝。強豪チーム同士の対決となり、同校の阿部監督は「本気で勝ちに行く」と宣言。白熱した試合展開が期待される。
同イベント実行委員会担当者は「試合を通じて女子サッカーの素晴らしさをもっと深く知っていただき、元気に復興を目指す被災地の女子サッカー支援に積極的に協力いただきたい」と呼び掛ける。「多くのお子さまにもご来場いただき、夢と希望と勇気を大きく描くきっかけになれば」とも。
キックオフは13時。観戦無料だが、公式サイトから事前の応募が必要。募集期間は今月13日まで。現時点で定員の1500人を超える応募が集まっているため抽選となる。