仙台市太白区の「秋保・里センター」(仙台市太白区秋保町湯元寺田原)で12月14日、秋保温泉旅館8施設が手掛ける「森の温泉ランチ~ごちそう日和~」発表会が開かれた。
秋保温泉旅館組合に加盟する旅館の料理長で構成されるネットワーク「森のダイニング」が、地場産品と調理長の技術を融合させた「新たなおもてなしの提案」として企画。昨年に続く2度目の試みで、ターゲットは「温泉や食事に興味がある女性」。
「秋保環境保全米プロジェクト」で作られた「清流育ち 秋保米」を中心に、秋保・宮城・東北の食材を使用した和・洋・中のメニューを開発。「ホテルきよ水」「ホテルクレセント」「佐勘」「ホテルニュー水戸屋」「岩沼屋」「蘭亭」「緑水亭」「ホテル華乃湯」の8施設が計10種類の冬限定ランチを提供する。料金は各2,500円。1日10~25食限定で要予約。
森のダイニングの片野一成会長(ホテルきよ水料理長)は「皆で切磋琢磨(せっさたくま)しながら研究を重ね、地域に少しでも役立つおいしい料理が提供できればという思いで作った。ぜひ秋保温泉へ足を運んでいただければ」と話す。
発表会には、仙台・奥州おもてなし集団「伊達武将隊」と宮城県観光PRキャラクターの「むすび丸」も出席。各旅館の料理長や担当者から料理に込めた思いや特徴を聞き試食した。武将隊の伊達政宗さんは「この素晴らしい秋保の空気、きれいな水を使って作られた食材、各旅館の料理長が心を込めて作ったこの料理。ぜひ皆に味わってもらいたい」と呼び掛ける。
提供期間は2012年2月29日まで。