仙台市若林区の地下鉄河原町駅そばに11月3日、「ぃぃ居酒屋 アラタ」(仙台市若林区舟丁、TEL 022-748-7748)がオープンした。
大学時代に居酒屋チェーンでアルバイトを始めたことをきっかけに、飲食業に足を踏み入れた同店オーナーの大房新さん。その後、知人の居酒屋立ち上げに携わり、半年後には店長を任された。大房さんは「最初の3年間は本当に大変だった。お客さんに怒られながら、一つひとつ覚えていったのがいい経験になった」と当時を振り返る。
25歳で一度独立を考えたが、前店舗オーナーの「30歳まで待て」という助言を聞き入れ、31歳の今年、念願をかなえた。「この仕事の魅力は人とたくさん出会えること。常連さんはもちろん、毎日新しい方がお店に来てくれることもうれしい」(大房さん)。
店舗面積は1階・2階合わせ35坪。席数は1階=カウンター12席・小上がり15席、2階=座敷25席。店内は木目を基調にした和風モダンな雰囲気が特徴。1階はカウンタースペースを広く確保し、客がスタッフと気軽に会話できるようオープンキッチンに仕上げた。
フードメニューは「青とう辛みそ」(250円)、「ひざなんこつ串」(380円)、「いかふ漬け」(320円)、「牛すじ煮」(420円)、アボカド・マグロ・長イモにアーモンドワサビドレッシングをかけた「アラタサラダ」(580円)など、定番の居酒屋メニューや創作料理など約60種類。刺し身や天ぷらなど旬の魚や野菜などを使用した日替わりメニューも約15種類用意する。ドリンクは、ビール・焼酎・日本酒・ワイン・カクテル・ハイボール・梅酒など100種類以上で、価格は300~720円。
客単価は3,000円。早くもリピーターを獲得し、連日のように来店する客もいるほか、早めの時間帯には老夫婦やママ友グループなども利用しているという。大房さんは「ここに来ると誰か知り合いがいるというほど、地元の方々に愛される店を目指したい」と意気込む。
営業時間は17時~翌3時。