アサヒビール(東京都墨田区)が宮城県内で数量限定販売している「アサヒスーパードライ仙石線全線開通記念ラベル」が好調な売れ行きを見せている。
これまで、仙台市の「子どもの村東北」や石巻市の「観光交流施設」の建設・運営支援など復興支援の取り組みを行ってきた同社。5月30日のJR仙石線全線復旧再開を受けて今回、同線の復旧アピールや地域共生型営業活動の一環として、「アサヒスーパードライ」のデザインラベル商品を同27日に発売した。
同商品は、アサヒスーパードライの中瓶(500ミリリットル)のラベルに、「祝 仙石線全線運転再開」というメッセージと仙石東北ライン開業に併せて導入された新型ディーゼルハイブリッド車両「HB‐E210系」をあしらったもの。
当初の計画では6月中旬までに2000箱を販売する予定だったが、県内飲食店での取り扱いや仙石線沿線エリアでの販売が好調で6月上旬には予定数を終了する見込みとなったことから、2000箱の追加製造を決定。発売期間を7月上旬ごろまで延長する。
同社担当者は「地元の皆さまのみならず、宮城県を訪れる多くの人々に愛され、復興に向けた地域の盛り上げに貢献できれば」と話す。
価格はオープン。県内の業務用酒販店や小売店などで販売する。