イケア・ジャパン(千葉県船橋市)は9月26日、仙台市泉区の「紫山プラザ」内に小規模ストア「IKEA(イケア)仙台ミニショップ」(仙台市泉区紫山1)をオープンする。
スウェーデン発祥で、ヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアに約300店舗を展開する世界最大の家具・インテリアチェーン「IKEA」。日本では2006年4月に「イケア船橋」(千葉県船橋市)をオープン。以後、神奈川・埼玉・神戸・大阪に出店し、来年4月には福岡での開業を予定する。
東日本大震災の発生直後から「一日も早く、多くの方たちが安心した生活基盤を築いていただけることを願い」、被災者支援活動を行ってきた同社。今回のストア開設は、長期生活支援対策の一環として行う。
東北初進出となる「イケア仙台ミニショップ」は、既存の大型店とは異なる同社初の小規模店舗で、店舗面積は約500坪。同社広報担当者は「復興に向けて生活を再スタートされる方たちを応援するため、規模よりも迅速な出店を重視した」と話す。開設期間については「未定だが、期間限定になるのでは」とも。
商品ラインアップは、食器・調理器具・テキスタイル・照明器具・ダイニングテーブルなど約500品目を予定。大型家具は取り扱わず、「生活に必要な最低限必要ものをそろえる」という。
同店ストアマネジャーの北野陽子さんは「通常の20分の1規模の小さなショップだが、東北の皆さまの暮らしが少しでも楽しくなるような商品を取りそろえて皆さまのお越しをお待ちしている」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。