仙台市青葉区の「東北三菱自動車販売 一番町CARRO店」(仙台市青葉区一番町4)内に8月3日から、情報ステーション「仙台なびっく」(TEL 022-748-5871)が期間限定で開設されている。
地元の買い物客を主なターゲットに仙台市中心部9商店街の情報を発信する同施設。案内カウンターで買い物情報などの問い合わせに対応するほか、施設・イベントの告知、商品サンプルの展示も。タッチパネル式のデジタルサイネージも設置し、各店舗の情報にアクセスしたり、クーポンを受け取ったりできる。
開設から約1カ月がたち、平日=15~20人、休日=30~60人が利用。イベント開催時は増加し、「仙台七夕まつり」期間中は3日間で延べ4246人の利用があったという。
利用者層は20代前半~70代と幅広く、観光客も多い。新店の場所や目当ての商品を購入できる店などの確認が多いが、中には「地元で活動しているアーティストのCDはどこで買えるか」「有名なお土産は一通り買ったが、何か新しいお薦めのお土産はないか」など、「地元の人にだからこそ聞ける」問い合わせも。
9月からは、10日間ごとの入れ替わりで一つの商店街を重点的に紹介していく「せんだい商店街weeks」を実施。参加者と共に商店街を巡るガイドツアーも行い、利用客層の拡大を図る。「実際に歩きながら、商店街の面白さを感じてもらえれば」と施設担当者。第1弾として9月2日~11日はサンモール一番町商店街にフォーカス。参加者は施設内やサイトで募る。
営業時間は10時~19時。12月末まで。