仙台・国分町に男装喫茶-アメリカンバーが不定期に業態変更

カウンター内でポーズをとる男装喫茶「CROWN」のギャルソンたち

カウンター内でポーズをとる男装喫茶「CROWN」のギャルソンたち

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 仙台市国分町の凱旋門ビルに6月24日、男装喫茶「CROWN」(仙台市青葉区国分町2、TEL 022-215-1286)がオープンした。

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 同店は、2002年から同ビル8階で営業を続けるアメリカンバー「QUINT PATIO」(キントパティオ)が業態変更して月1回程度、日曜に不定期で営業するもの。「ワイルドかつ上品に」をキャッチフレーズに、男装をした女性スタッフ「ギャルソン」が接客を行なう。

 オープンのきっかけはチーフギャルソンの凌さんが「仲間を集めて男装喫茶を開いてみたい」と、オーナーの田中季和子さんに企画を持ちかけたのがきっかけ。5月にプレオープンという形で営業したところ好評だったことから、「普段とは違う客層の方と触れ合えるのが新鮮」と感じたこともあり、本オープンを決めた。

 店に立つギャルソンは本業のスタッフではないため、オーナーの田中さんがプロの接客マナーを一から指導。さらに、「ただ男の格好をしているだけだと思われたくない」という気持ちから、男らしい歩き方や振舞いを徹底させた。「お金を頂くからには趣味の延長としてではなく、プロとしての意識を持ってほしかった」と田中さん。

 メニューは、ソフトドリンク(450円~)やカクテル(750円)のほか、ギャルソンがケチャップで文字を書いてくれるオムライス(750円)などの軽食類。プレオープン時に要望が多かった、缶バッジ(300円)やラミネートカード(300円)などのグッズ、ギャルソンとのポラロイド撮影(1,000円)も用意。同店から広い通りまで若い女性客を送迎する「お出迎え」「お見送り」サービスも行う。

 「仙台ならでは気さくな『萌え』を楽しんでほしかった」という田中さんの狙い通り、店内ではギャルソンと来店客がアットホームな雰囲気で会話を楽しむ様子が見られる。チーフギャルソンの凌さんは「企画が実現できたことで満足して終わるのではなく、お客様にとって最高の空間となるようにサービスの質を上げていきたい」と話している。

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