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仙台に昭和スタイルのナポリタン専門店-老舗ハンバーグ店が新業態

「東京ナポリタン マルハチ」店内。オープンスタイルの店内にL字型のカウンター席を配置

「東京ナポリタン マルハチ」店内。オープンスタイルの店内にL字型のカウンター席を配置

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 仙台駅前の「さくら野百貨店」仙台店(仙台市青葉区中央1、TEL 022-261-6111)地下1階に8月17日、ナポリタン専門店「東京ナポリタン●マルハチ」がオープンした。(●=〇に数字の8)

同店の看板メニュー「赤ナポリタン」

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 ワイズプランニング(青葉区立町)が運営するハンバーグレストラン「HACHI」の新業態となる同店。店舗面積は9.5坪で、席数はカウンター12席。

 HACHIの創業期である1970年代に喫茶店や洋食店の人気メニューだった「昭和スタイルのナポリタン」をメーンに提供。同社の角田秀晴社長は「パスタじゃなくてスパゲティ、アルデンテじゃなくて柔らか太麺、イタリアンじゃなくて昭和の味。そんな昔ながらのナポリタンをあらためて伝えたい」と話す。

 麺は「恐らく日本で一番太い」という2.2ミリの超太麺を使用。18分ゆでて冷やし、一晩寝かせたものを、豚肉・エビ・タマネギ・マッシュルーム・フライドガーリックなどの具材と一緒に炒め、ケチャップなどのソースで味付けして提供する。「長い時間ゆでて芯を残さない柔らかな麺に仕上げることで、ソースがしっかり染み込む最適の麺になる」という。

 メニューは、焦げたケチャップの香りが特徴の「赤ナポリタン」、スパイシーな甘辛ソースで炒めた「黒ナポリタン」、しょうゆベースのあっさり風味「白ナポリタン」の3種類。麺の量をM(250グラム・580円)、L(300グラム・680円)、LL(400グラム・880円)の3サイズから選べる。HACHIと同じデミグラスソースのハンバーグ(200円)や目玉焼き、カニクリームコロッケ(以上100円)、エビフライ(150円)、厚焼きベーコン(200円)など10種類のトッピングも用意。テークアウトは各50円増し。

 「アルデンテ仕上げしか知らないお客さまは初めて体験する食感で、70年代に食べた記憶のある世代の方は昔の味と食感を懐かしく思い起こすはず」と角田さん。「昭和の懐かしさと平成の新しさが同居したナポリタンをぜひ味わっていただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~19時30分。

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