仙台市青葉区のマーブルロードおおまち商店街に6月3日、「がんばろう!宮城 食材王国みやぎ 地産地消市場」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-262-0753)が期間限定でオープンした。
「東日本大震災で被災した食関連企業の復興支援」を目的に開設。県内各市町村が週交代で出店し、野菜、肉・水産加工品、漬物、菓子、ドレッシングなどの食料品や工芸品を販売する。店舗面積は63坪。
各地のPRも行い、地元の生産者らと直接交流できるのも特徴。宮城県物産振興協会の担当者は「県産品の販売促進や地産地消推進、観光情報の発信、さらには事業を再開した事業者の販路拡大にも大きく寄与できれば」と期待を寄せる。
オープンから9日までは丸森町が出店し、農産物や特産品、丸森名物の「蔵ノ酒まん」「しそ巻きらっきょう」などを販売。30~50代の主婦を中心に、買い物途中の市民や仕事帰りの会社員など幅広い層が連日訪れた。
現在決まっている今後の予定は、10日~16日=宮城セレクトフェア(女川町・大和町・加美町・仙台市など)、17日~23日=塩竈市、24日~30日=美里町、7月1日~7日=栗原市、8日~14日=白石市、22日~28日=登米市。同担当者は「震災の被害で数少ない商品もあるが、こんな時だからこそ地元を愛する県内の方々に多く利用してほしい」と呼び掛ける。
営業時間は10時30分~18時(木曜は17時まで)。8月31日まで。