仙台市青葉区の一番町四丁目商店街で1月30日、一足早い「節分祭」が行われた。
同商店街が商売繁盛、無病息災を祈念し、「お客さまへ日頃のご愛顧への感謝の気持ちを込めて」(一番町四丁目商店街事務局長)40年前から毎年開催している恒例行事。商店街で働く人や利用客から年男・年女を募り、節分直前の日曜に行っている。
今年は12~72歳の年男年女37人が参加。大崎八幡宮の宮司による厄除祈願の後、商店街の4カ所を移動して豆まきを行った。伊達政宗公が今年「37度目の年男」であることから、仙台三越前では伊達武将隊の伊達政宗さんとおひなさんも参加。「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆やカラーボール、同商店街で商品と交換できる「ラッキー賞」入りの豆をまくと、通りがかった買い物客らが歓声を上げて今年の「福」を受け取った。
同事務局の担当者は「雪や風など厳しい天候の中、これだけのお客さまに来ていただき本当に感謝している。今年もぜひたくさんのお客さまに、一番町四丁目商店街をご利用いただければ」と呼び掛ける。