ネットで覆われたコートでプレー、仙台で「アクションサッカー」公式戦

ワッセ仙台で行われているアクションサッカーの試合の様子。5面がネットで覆われているため、ボールが外に出ることがない

ワッセ仙台で行われているアクションサッカーの試合の様子。5面がネットで覆われているため、ボールが外に出ることがない

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 仙台市の屋内スポーツ施設「ワッセ仙台」(仙台市青葉区北根黒松、TEL 022-727-5355)で5月7日、「アクションサッカー」の公式リーグ戦がスタートした。2005年9月オープンの同施設では今年3月に同競技用の室内コートを新設し、プレリーグ戦を行っていた。

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 「アクションサッカー」はオーストラリア発祥のスポーツで、1999年にコナミスポーツ&ライフ(本社=東京都港区)が日本総代理店として国内に導入。同社の直営施設やフランチャイズ施設など全国13カ所で展開し、現在約900チームが参加している。

 競技は1チーム4人、12分ハーフで行われる室内サッカー。フットサルとの一番の違いは、周囲と天井部分が張りの強いネットで覆われていること。ピッチ外にボールが出ないためプレーの中断が少なく、ネットを利用したプレーも認められる。「ひとり壁パス」やリバウンドを利用した空中技など創造的なプレーが可能で、特にサッカー経験者には「フットサルよりも好評」だという。

 全国の各施設でチームの強さに応じたリーグ分けを行い、同じレベルのチーム同士で総当たりのリーグ戦を開催。各施設のリーグ優勝チームには地区大会への出場権が与えられる。昨年10月にはオーストラリアのゴールドコーストで初の世界大会も行われ、優勝・準優勝を日本のチームが独占した。

 ワッセ仙台では現在20チームが登録し、順次参加チームを募集。同施設を運営するNPO法人「クローバーズ・ネット」(同)の福士隆幸さんは「フットサルの強豪チームから、男女混成チームやサッカー未経験者までさまざまなチームが所属している。同じレベルの相手と対戦しながら上達できるので、初心者にも気軽に参加してもらいたい」と話している。

ワッセ仙台

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