3月14日のホワイトデーを前に、宮城県観光PRキャラクター「むすび丸」が大忙しの様子だ。
先月のバレンタインデーに、県内はじめ東京・神奈川・長野・愛知・福岡など全国各地から84個のチョコレートをもらったむすび丸。1人で食べ切れない分は、病児とその家族のための宿泊施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス せんだい」(仙台市青葉区落合4)の子どもたちにおすそ分けした。現在、送り主へのお返しとして、メッセージカードやクッキー、ステッカーなど「感謝の気持ちを込めたプレゼント」を用意し、むすび丸自ら袋詰めの作業を行っている。
今月8日には3歳の誕生日を迎え、「時にはりりしく、時にはかっこ良く、時にはかわいく、いつ見ても飽きません」「宮城県のみならず全世界で愛されるキャラクターとなるよう、頑張ってください」などのメッセージやプレゼントが寄せられた。
仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会事務局の広報担当者は「全国の方々から『自分の住んでいる所に来てほしい』『むすび丸の地元に行ってみたい』などの声が増えてきており、うれしい限り。県外でもゆるキャラまつりへの参加など、イベントでの交流を通して認知度や人気が着実に上がってきているのでは」と話す。
むすび丸は「大変なこともあったけど、皆さんに支えられてここまで大きくなりました。皆さんからの温かいメッセージに応えられるよう、これからも宮城県の観光PRを頑張ります」と意気込んでいる。