仙台駅前・青葉通沿いの商業ビル「仙台駅前ビル EAST WEST」（仙台市青葉区中央3）4階の「鉄板ダイニング ちさと」仙台店（TEL 022-738-8757）が連日、会社員らでにぎわいをみせている。

　同店は東京・田端に本店がある「お好み焼き ちさと」の姉妹店。オーナーの知人から仙台出店の誘いを受けた同店店長の佐藤健太郎さんが、「仙台には鉄板ダイニングがまだ少ない」と、鉄板焼きメーンの新業態として昨年11月にオープンした。

　店舗面積は32坪。店内は木目を基調に、壁にれんがやタイルを使用したシックで落ち着いた雰囲気。席数は、鉄板付きテーブル＝30席、カウンター＝11席。

　メーンの鉄板焼きは、「カリカリチーズ（黒胡椒・バジル）」（200円）、「4種きのこの香草ホイル焼き」（500円）、「牛ホルモン鉄板焼き」「ちさと風とん平焼き」（各600円）、「厚切り牛タンステーキ」（1,200円）、「サーロインステーキ（200グラム）」（1,600円）など約30種類。カウンター席では目の前の鉄板でスタッフが調理し、テーブル席では客自身で焼くこともできる。「仙台はスタッフに（焼くのを）頼まれる方が多いが、自分で焼くのも楽しいので挑戦してみてほしい。スタッフもお手伝いするので、遠慮せずお声掛けいただければ」と佐藤さん。

　お好み焼き（650円～）、もんじゃ焼き、焼き飯、焼きそば（各600円～）、サイドメニュー（300円～）も用意。お好み焼きは関西風で、豚バラ肉・ホタテ・イカ・タコ・エビが入った「ちさと天」（1,200円）などが「人気」だという。アルコールメニューは300円台から。ランチタイムには週替わりのメニューを600円～980円で提供する。

　客単価（ディナー）は2,500円。オープンから約2カ月がたち、会社帰りに4～5人程度で利用する会社員やOLが多く、そのほかカップル・親子連れ・女性グループなど20～70代の幅広い層が来店している。

　佐藤さんは「店内は大人の雰囲気だが、価格は若い方でも利用しやすい設定にしている。活気ある店を目指しているので、鉄板を囲みながらワイワイと楽しんでもらえれば」と話す。

　営業時間は、ランチ＝11時～14時、ディナー17時～23時（土曜・日曜・祝日＝11時～23時）。