仙台パルコで「新しい仙台みやげ」展-クリエーター30人が参加

仙台のクリエーターが作った約300種類、3,000点以上の「新しい仙台みやげ」が所狭しと並ぶ会場

仙台のクリエーターが作った約300種類、3,000点以上の「新しい仙台みやげ」が所狭しと並ぶ会場

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 仙台パルコ(仙台市青葉区中央1、TEL 022-774-8000)4階特設会場で現在、「クリエーターが創る、新しい仙台みやげ展 2009」が開催されている。

編みぐるみやブックカバー、Tシャツも

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 同展は、仙台在住、または仙台にゆかりのあるクリエーター30人が作った「新しい仙台みやげ」を展示・販売するイベント。「仙台パルコとして今年初めて迎える『仙台七夕』の時期に、地元の方と一緒に何かできないか」と考えた同施設の鳥当晋也店長が、仙台のイラストレーター・佐久間誉之さんに声を掛けたことがきっかけ。

 展示・販売する商品のラインアップは、缶バッジ・ポストカード・ペーパークラフト・ストラップ・編みぐるみ・Tシャツ・だるま・こけしなど約300種類。価格帯は100円~10,000円で、中には一点ものも。会場には参加クリエーター全員で協力して作った「アートなアートな七夕飾り」も展示。会期中にオークションで販売し、売上金は「SENDAI光のページェント」に寄付する。

 実行委員会の泉友子さんは「かわいいだけではない洗練されたデザイン力があって、バランスの良い展示になったと思う。観光客の方にも地元の方にも、『仙台の土産ってかわいい、かっこいい』と思ってもらえたらうれしい」と話す。開催から4日が経ち、すでに売り切れや品薄の商品もあるが「期間中には次から次へと新しい作品が並ぶので、ぜひリピートでご来店いただければ」と泉さん。

 佐久間さんは「それぞれがゼロから作り上げたオリジナルの作品をプレゼンできる場になった。仙台のクリエーターに対する見え方も変わってくるのでは」と話し、「今後もクリエーター同士のつながりで仙台を盛り上げていければ」と意気込む。鳥谷店長も「パルコは人と人が出会う交差点のような場でありたいと考えている。今回の展示で仙台のクリエーターの方が地元企業の方や観光客の方などと出会い、地元や全国で活躍するきっかけになれば」と期待を寄せる。

 開催時間は10時~21時。入場無料。8月31日まで。会期中の週末と仙台七夕期間中は、「消しゴムスタンプでうちわづくり」「世界で1つだけのマトリョーシカづくり」「水彩で描くオリジナル・マッチ箱」など、10のワークショップ(主に有料・要予約)も開催する。

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